大分三日目
こんにちは。
皆さん温泉はお好きでしょうか。私は、そもそも入ったことがほとんどないのでどちらとも言えません。
テレビでよく、温泉巡りとかやっていますよね。あれを見ると行きたいな~~と思うのですが。
実は大分県は、源泉数・湧出量ともに全国1位で、「日本一のおんせん県おおいた」とも呼ばれています。
「大分 温泉」で調べてみてください。いっぱい出てきます。
というわけで、三日目は温泉巡りで~す!
と、なる予定でした。
ですが断念しました。
理由は単純。暑いからです。
では何をしたかというと、入浴目的でない観光専門の温泉を巡る、『別府地獄めぐり』です。
なぜ「地獄」?と疑問に思われるかもしれませんが、発祥は調べてもよくわかりませんでした。昔からそう呼ばれていたそうです。
別府地獄めぐりに加入している温泉は7つあり、それぞれ特色が全く違います。
今回我々は、『白池(しらいけ)地獄』と『鬼石坊主(おにいしぼうず)地獄』を見てきました。
まずは白池地獄。
ボワー!
光の加減で緑っぽく見えますが白なんですね、これ。
含ホウ酸食塩泉で、噴出するときは透明らしいのですが、外気に触れると白くなるそうです。
ちなみに98度。間近にいるだけでも超熱かったので入ったら死にますね。
白池地獄には、近くに熱帯魚館があり、ピラニアなどの魚がいました。熱帯魚好きな人にはおすすめです。
続いて鬼石坊主地獄。
面白い名前ですが、これは、坊主の頭のように熱泥がそこらじゅうで噴き上げているからだそうです。
たしかに、坊主頭っぽいですね。灰色ですし。
ポストカードを頂きました。
よく見ると後ろに桜が咲いています。桜の季節に行くとまたきれいなのかもしれないですね。
そしてこの温泉も100度近くあるらしく、めちゃくちゃ暑かったです。
気持ち程度でも体温を下げたかったので、ソフトクリームを食べました。一見普通のソフトクリームですが、何やらヨーグルトでできているらしく、お肌に良いんだそうですよ。まろやかで美味でした。
午前中、地獄めぐりをした後、お昼は大分市街に出てカツ丼を。
『かつや』で7月20日に登場した、「ピリ辛ゆず胡椒のおろしチキンカツ丼」を注文しました。
ほかほかご飯の上に、千切りキャベツとビッグなチキンカツが並んでいます。さらに青ねぎ、たっぷりの大根おろし、仕上げに特製ピリ辛ゆず胡椒だれがかけられています。
爽やかな辛味と、シャキシャキの野菜、サクサクな衣と柔らかいチキンカツ。ごはんが進みます。
普通サイズを注文しましたが、結構ボリュームがあって嬉しかったです。
ちなみにこのお店のあった大分市は、父がかつて大学に通うために来ていた場所だそうです。
ですが、その頃とはかなり景色が変わってしまっていたようで、がっかりしていました。中心部ともなるとやはり変わってしまうものなのですね。
さてまた海にやって来ました。今日は糸ヶ浜海水浴場です。
こういう場所!海のこの場所大好きなんです。今回はやっていませんが、裸足になって膝くらいまで浸かるのが本当に楽しいです。
海って良いですよね。嫌なことがあっても、海を見ていればスッキリします。
あっという間に、帰りの飛行機の時間が近づいてきました。
早すぎでは……。
父の妹、つまり私の叔母に当たる人と、おばあちゃんが空港まで見送りに来てくれました。
叔母と会うのも8年ぶりで、たくさん話しました。「清楚な感じになったね」と言われて嬉しかったです。
4人でお茶しました。私はかぼすジンジャーエール。
かぼすというのは、これまた大分県の名産で、テニスボールくらいの大きさの緑色をした柑橘です。上品な酸味と香りが特徴で、すだちにそっくりですがすだちよりも大きいです。
そして、かぼすの生産量は9割大分であるのに対し、すだちは9割徳島で栽培されているらしいですよ。
かぼすとジンジャーエール、かなり合います。シュワーッスーッサーッって感じでした(?)
出発時刻が近づき、泣きそうになりながらお別れしました。また近いうちに来ると約束してきました。
さらば大分!
飛行機の中では、空港で買ったお弁当を食べました。
「とり天にぎり寿し弁当」って書いてありました。とり天というのは鶏肉の天ぷらで、大分のソウルフードです。これもまた美味しかったです。
3日間というのは、本当に短いです。けれども丁度良いのかもしれません。もし4日間、5日間と向こうで過ごしていたら、帰りたくなくて逆ホームシックになってしまうところでした。
まだ観光し足りていないし、おばあちゃん達とも話し足りていません。絶対にまた近いうちに、行きます。できれば来年の春に行きたいけれど……お金・日程と相談です。
以上で3記事に渡る大分旅行記を終了します。ありがとうございました。